日本銅学会2022年度研究助成に「高効率EV用モーターを実現する断面形状急変銅線材の製造技術開発」のテーマが採択

 

 日本銅学会2022年度研究助成に「高効率EV用モーターを実現する断面形状急変銅線材の製造技術開発」のテーマが採択されました.電気自動車(EV)の性能向上・低エネルギー化に加工技術の面から取り組んで参ります.


【主な選考理由】

・モーター用銅コイルの開発に関する研究で、工学的に価値がある。 

・革新的なモーターの開発を安価に実現できる技術に期待する。 

・電子部品構成材料としての銅の有用性を拡大するための研究である。 

・部位ごとに断面形状が異なる線材を製造する技術はEV用モーターを実現するための重要技術であり、それを可能に する研究は高く評価できる。


<URL>

http://copper-brass.gr.jp/society/5908

Kubota Lab.

形ある工業製品はすべて、材料を加工することで生まれます。私たちの研究室では、医療機器・精密機械・航空機・自動車などへの応用を見据えた新しい塑性加工技術の研究に取り組んでいます。また、材料特性の評価、変形挙動の数値解析、機械学習を活用したプロセスの最適化、そして製品性能の検証まで、ものづくり全体を視野に入れた統合的な研究を推進しています。