スズキ財団 2024年度 科学技術研究助成に採択されました

 「カーボンニュートラルに向けた棒線材引抜き加工工程の最適化技術の開発」のテーマがスズキ財団 2024年度 科学技術研究助成に採択されました.自動車のワイヤハーネス等の製造に使われる引抜き加工において,断線を防止しつつ熱処理回数,パス数(引抜き加工回数),ダイス摩耗を最小化する工程の設計法の開発に取組みます.

 引抜き加工分野の技術伝承支援のため,今回得られた結果を基に工程設計支援ツールの開発を目指します.

<リンク>

https://www.suzukifound.jp/pdf/2024kagaku_award.pdf


Kubota Lab.

形ある工業製品はすべて、材料を加工することで生まれます。私たちの研究室では、医療機器・精密機械・航空機・自動車などへの応用を見据えた新しい塑性加工技術の研究に取り組んでいます。また、材料特性の評価、変形挙動の数値解析、機械学習を活用したプロセスの最適化、そして製品性能の検証まで、ものづくり全体を視野に入れた統合的な研究を推進しています。